木製玄関ドア塗装の専門会社東京ホームペイント

木製玄関ドア塗装・埼玉県

木製玄関ドア再塗装・埼玉県

埼玉県のお客様から、木製玄関ドアの再塗装のご依頼を頂きました。
お客様ご自身が塗装工事にご興味があるそうで、業者に依頼する前に、様々な情報を取得しお勉強され、「ヨッシャ！これからやるぞ！！」と自ら行う決心をされたそうです。

弊社HPのあちらこちらに書いてある通り、機械で研磨すると、後戻り出来なくなる可能性が9割以上です。
それでしたら私は下地が傷まないように手でペーパーをかけて塗料を落とします。
これまで４５年この仕事をしている（２０２４年の時点で）私でさえ、勇気が出ないのに、経験もないのに、よくこの作業をご自身でやろうという気になりました。＠＠；

昔、ヤマハの玄関ドアの製造時、アイカ製のドアの製造時は、丈夫で耐久性がよく、紫外線や雨、風から木製ドアを守る　「２液製の溶剤コーティング」を使っていました。

溶剤系塗料にも様々な種類がありますが、種類、素材を考え、耐久性の良い塗料を使用していたからこそここまで長持ちして来ました。

その丈夫な古い塗膜をご自身でやってみようとは、勇気が必要です。
（まぁご自身でやるのなら、良かれ悪かれ、誰にも文句は言えませんが・・・。）

しかし、ご自身で行って手に負えなくなってからでは遅いです。
「手を付けてどうにもできなくなってから職人を頼らないでくださいね」と、弊社のHPでも、ブログでも沢山お話をしております。
なぜならその時点ではもはや　手遅れ！！なケースが多いからです。

ですから弊社でもお断りするほかありません。（後のトラブルを回避する為です）

そこまでキケンを冒してでもご自身でやってみたいですか？

私は数年使っていたipadの電池交換を　UTUBEを何度も見て、シュミレーションし、あらゆる場面を考慮（自慢じゃないですがメカには多少の自信があります）して挑んだのですが、
力及ばずおじゃんにしてしまった経験があります。

それはまだ７～８万円程度で買える物だったので勉強代として「良い経験になった」で済んだのですが、木製玄関ドアはそんな金額では買えません。
と言うより、今はもう作られていない貴重な物です！！

最近なんちゃって木製とか言ってますが（笑）、木目調、木製風の既製品素材が非常に多く、無垢のドアは作られていません。殆どがアルミドアです。

まぁ価値観は人によって様々なので、「アルミが良い」と思う方もいると思います。

私なら断然！温もりある貴重な木製ドアを末永く使いますが、それも考えは人それぞれです。

でも、本当に木製ドアは貴重なものなので、木製ドア推しの弊社としては、なるべくなら残す方法で検討いただけたら嬉しい限りです。

さておき、今回のお客様は表面の塗料を落とすべく、数か所の塗料メーカーや塗料販売店に連絡し、質問されたらしいです。
すると　どの塗料メーカーも口を揃えて、「触らない方が良いと思います。プロに任せた方が間違いないです。素人には無理です」と言われたそうです。（ご本人様にこの様にお聞きしました）

それから業者を探し始めて、弊社に辿り着いたそうです。

お問い合わせ頂き、お見積りさせていて、お客様がら「お願いしたい」とご連絡を頂いてから現地に訪問しました。

やはり、本当に大丈夫かどうかは、現地で実際に実物を見てからでないと判断できません。
現地で確認し、玄関ドアはヤマハ製で、下地にあまり痛みがない事と　何より重要な事が　「今まで何も塗っていなかった事」が幸いなポイントでした。
（良からぬ塗料が塗られていることが多々あります）

ドアをお預かりし、弊社に運び、作業所で塗装することにしました。

木製玄関ドア塗装






替えドアを設置し、お客様の玄関ドアを弊社作業所に運んで、作業開始！作業の工程は載せられないので、（企業秘密です！）当たり障りのない範囲で・・・。

作業が終わり、すっかり甦りました！（自分で言うのも難ですが、同じドアには見えません！）




現地に運び、ドアを設置しました。スマホでの撮影なので、どうしても少しの距離違いで　色も違う様に見えてしまいますが、同じドアです。

お客様に木製ドアの再塗装後の仕上がりをご覧頂き、「やはり自分で手を出さなくて正解でしたね、素晴らしい！！」と喜んで頂きました。蒸し暑い日でした。扉を設置してから、雨が降り始めました。工場作業後に数日間、乾燥期間を設けてから、ドアを養生して運んだので、雨が降ってもなんの影響もありません。快く一緒に写真撮影して下さいました。ありがとうございました！最後まで見て頂きありがとうございました。木製玄関ドアは、お早目のご対応が仕上がりを左右します。手遅れになる前にお早目のご対応をお勧めしております。